警備員の仕事は、人の生命や財産を守る大事な仕事であり、緊張感をもって任務に当たらなければならないことは言うまでもありません。
だからこそ警備員の仕事を「楽にこなすコツ」を知ることも重要です。
いい加減に仕事をこなすのではなく、少ない負担で効率よく仕事するコツを覚えれば、仕事の精度が高まり成果も挙げやすくなります。
というわけで今回は、警備員の仕事を楽にこなすコツをお伝えします。
警備員の仕事を楽にこなす方法の一つは、業務の効率化を図ることです。これは「無駄を省くこと」と言い換えてもいいでしょう。無駄が多いと負担が増すだけで、仕事は楽になるばかりか、苦しくなる一方です。
仕事の効率化を図る方法ですが‥あらかじめ業務の計画書を作成しておくのはとてもいいことです。日々の仕事について「いつ」「だれが」「なにを」「どのようにやるか」について決めておき、それに沿って一人ひとりが計画的に動けば、無駄がなくなりスムーズに業務を遂行できます。
こういった質の高い計画書を作成できる上司や隊長のいる職場ですと、警備員の仕事も楽になるでしょう。
警備員の仕事を楽にするには、職場の雰囲気や人間関係も重要です。なぜなら、警備員の仕事は複数のスタッフが連携して行うからです。受け持つ現場はそれぞれにあっても、業務全体はチームプレーでやるのが基本です。警備員同士の仲が悪かったりすると、連携もなにも上手くいかないです。そして、連携プレーが出来ないと仕事の効率は悪くなり、楽にこなすのは難しくなります。
ですので、警備員の職場では周りの仲間と上手く付き合うことが大切です。
そもそも警備員の楽な業務というのもあります。今から紹介する3つの仕事は特に楽と言われています。
特別なスキルは要らない、警備員の仕事の中では比較的楽な業務です。入退館管理は、施設などに出入りする利用者や業者の管理を行いますが、求められるスキルは挨拶や目視による身分証の確認程度ですので、難しいことはないでしょう。
表記入は、警備員の仕事の中でも割合としては小さい事務作業です。記入するのは、鍵や落とし物管理、施設の利用者のデータなどですが、テンプレートが用意されていて、そこにペンで書くだけでいいですので、業務としてはとっても楽です。難しい文章を書けというのではなく、簡単なデータを記入するだけですので、作業時間も短くて済みます。
施設警備員がやるモニター監視は、施設内の監視カメラの映像をモニターで監視するという仕事です。異常があれば速やかに対応しなければなりませんが、何もなければずっと椅子に座ったままです。モニターを見ている間、緊張を切らすことは許されませんが、基本的には座りながらモニターを見ているだけでいいですので、体力的には楽な業務でしょう。
今回は警備員の仕事を楽にこなすコツについて説明しました。大切なポイントは、仕事の無駄を省き、負担になる要素をできるだけ少なくすることです。業務の計画書を作成するなどの方法で仕事を効率化し、職場の仲間と上手く付き合うようにすれば、仕事の無駄が省かれ、負担も少なくなり、仕事が楽になります。コツがつかめない場合は、そもそも楽な業務を選ぶというのも一つの手でしょう。
