未経験から警備員ではたらきたいと思っている方の中には、どれくらい忙しいのか感覚がつかめない方もいるでしょう。
結論からいえば、警備の繫忙期は警備の種類によって変わります。繫忙期の明確な現場から、一年通して人波が変わらない現場もあるのです。
ここでは、警備各種の繫忙期についてご紹介していきます。
交通誘導警備は年末や年度末といった時期に繫忙期を迎えます。時期としては11月~3月あたりでしょう。
自治体などが予算を消化するために、公共事業である道路工事や建設工事を増やすためです。
イベント警備では長期休暇である夏休み期間、冬休み期間、GW期間に繫忙期を迎えます。
イベント警備というだけあって、お祭り大会や花火大会などの夏期、大規模なイベントが行われる時期は、人員確保のため期間限定でのアルバイトも増えてくるでしょう。
オフィスビルや病院などの施設警備の繫忙期は特にありません。1年間、一定の状態が続いているといえるでしょう。
しかしながら、デパートなどの商業施設においては、夏休みなどの長期休みの時期に入ると学生などがかなり増えることが予想されます。
それにともない家族連れなどの利用客が増えるため、シーズンごとに繫忙期があるといえるでしょう。
それでは逆に閑散期はどうなっているのでしょうか。閑散期になれば警備員の人数が減らされてしまうこともあるのではないかと不安に思う人もいるかもしれません。
結論からいえば、警備会社によって閑散期における警備員への扱いは異なります。
たとえば、規模の大きい警備会社であれば通常時の警備案件自体が多いため、閑散期であっても、安定してはたらき続けることが可能です。
反対に警備の案件があまりない会社であれば、閑散期に警備を退職させて繫忙期に再び募集するといったところもあります。
反対に警備の案件があまりない会社であれば、閑散期に警備を退職させて繫忙期に再び募集するといったところもあります。
繁忙期や閑散期に関係なく、警備案件を多数抱えている現場の多い警備会社を選ぶようにしましょう。
以上のように警備現場によって繫忙期はさまざまです。
希望する警備業務の繫忙期がいつ頃かを事前に知っておくことで、スケジュールが立てやすくなるでしょう。
一気に稼ぐために、繫忙期から逆算して忙しくなる前に経験を積んでおくのもオススメです。
繫忙期だけではなく閑散期も安定して稼げる警備会社や、繫忙期だけポイントで入る会社など、目的によって使い分けるのも良いでしょう。