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警備員の夜勤とは?

今回は「夜間警備」について紹介します。

夜間警備の仕事内容

夜間警備といいましても、仕事内容はさまざまです。まずはどんな現場があるのかをチェックしましょう。

交通誘導

まずは交通誘導。夜中に外に出ると、道路工事してるのを見かけたことある方も多いでしょう。日中の交通量が多い時間帯にできない工事を夜中にしてしまおうということです。そこで、よく車を止めたり進めたりしている人、あれが交通誘導の夜間警備です。交通誘導といいましても警察と違い法的な強制力はありませんので、あくまでもお願いをする形になります。車や人をスムーズに誘導して未然に事故を防ぐ重要な仕事です。夜はあまり視界がよくないので、光る誘導棒などがマストアイテムです。

施設警備

もう一つメインになるのが、施設警備です。大きなオフィスビル等ですと、人がいない夜中でもしっかりと警備をする必要があります。泥棒に入られたら大変だからです。警備員は、建物を巡回して怪しい人がいないかをチェックしたり、ドアや窓のカギが締められてるかをチェックしたりします。それ以外にも、残業している人のチェックや鍵の受け渡しをする受付対応も夜間の施設警備の大事な仕事です。また、出入り業者のために中からカギを開ける、というようなことも含まれます。エレベーターの前などでずっと立ちっぱなしになってその場を監視する仕事などは結構ハードです。

夜間警備の勤務時間

夜間勤務といいますと、勤務時間が長い印象を持たれるかもしれません。ただ実際に調べてみると、日勤の場合は平均して8時間前後の勤務になりますが、夜勤の場合は夜中から早朝までで、おおむね7時間前後というところが多いようです。

夜間警備の給与

仕事をするのでしたら、給与がどれくらいになるかはとても重要です。警備員の給与は基本的に、時給ではなく日給になっているところが多いです。日勤ですと7,000~9,000円くらいで、夜勤ですと少し上がって日給8,000円~10,000円程度です。ちなみに注意しなければいけないのは、夜勤には深夜手当が支給されますが、日給の中にすでに含まれてるパターンが多いということです。深夜手当が含まれた金額なのかどうかを事前に確認することが大事です。

夜間警備のメリット

給料が高い

給与面は夜勤の大きなメリットだと言っていいでしょう。夜勤の仕事は日勤と比べて給与が高くなりがちです。

働く時間が短い

夜勤の現場の場合、日勤と比べて勤務時間が短いところが多いです。もちろん、長く働ける現場もありますので、自分がどれだけ働きたいかで現場を選ぶといいのではないでしょうか。

比較的楽に働ける現場が多い

交通警備の場合、交通量の少ない夜間は日勤よりも楽なケースが多いです。施設警備であったとしても、基本的には夜中に人がいないところが大半ですので、比較的時間的なゆとりを持って働けるところが結構あります。

ゆっくり出勤できる

日勤ですと朝に早起きして現場に行かなければなりませんが、夜勤の場合は基本夜8~9時出勤です。現場によっては23時出勤のとこもあります。

夜間警備のデメリット

日勤と比べて少し危険

夜間の工事現場は視界が悪く、日中に比べると危険度が増すでしょう。日勤の感覚で働くのではなくて、少しだけ緊張感をもつことが大事です。

生活リズムが逆になる

一般的には、人は夜寝て朝起きます。それが逆転するのですから、場合によっては体調を崩すようなこともあります。体調管理は特に気を付けて下さい。

眠りにくい

夜勤をしていると、眠る時間は昼になるということです。外が明るいから、もしかしたらゆっくり眠れないこともあるでしょう。雨戸を閉めたり遮光カーテンを使ったりして、対策することが大事です。

店がやっていない

夜勤を終えると、時間は早朝です。その時間はコンビニや24時間営業のファストフード店くらいしか店が開いていませんので、食事や買い物ができないなどということもあります。

夜間警備で気を付けるべきことは?

一番気を付けたいのは、冬の防寒対策です。寒空の下で長時間働くのですから、中途半端な対策ですと身体が冷え切ってしまって体調を崩してしまいます。また、雨や雪の中で仕事をすることもありますので、きちんと準備はしなければなりません。

まとめ

夜間警備は、夜型人間の方にはおすすめの仕事ですが、体調管理が全てです。プロとしてきちんと準備をして、しっかり働かないといけないのはどんな仕事でも変わりません。

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