警備の仕事に転職をしたいと考えて新しい会社に入社したものの、いわゆるブラックな警備会社だった…と後悔するのは避けたいものです。
そこでこちらの記事では、ブラックな警備会社に共通する特徴を紹介していきます。また、あわせて「ホワイトな会社」の特徴についてもまとめていますので、会社選びの際にぜひ参考にしてみてください。
警備業は私たちの生活においても非常に重要な仕事であるため、自分が就職した場合を考えるとやりがいが感じられる仕事といえます。しかしブラックといわれる環境に身を置いていると、心身ともに疲弊してしまい、仕事が長続きしないことが予想されますので、会社選びの際にはポイントを押さえながらチェックしていくことが大切です。
そこでここでは、まず、「ブラックな会社」に共通するといわれている特徴についてご紹介していきます。
ブラックといわれる会社の特徴としては、「上下関係や規則が厳しい」というものが挙げられます。警備業では何人かのチームで仕事をするケースが多くなりますが、この時上下関係や社内規則が必要以上に厳しい場合には、注意したほうが良いでしょう。
警備業は警備業法という法律が関わってきますので、どうしても厳しい規制があることは否めません。さらに男性が多い傾向があることから、他の業種と比較すると堅苦しいと感じる場合もあるかもしれません。その中で、上司や先輩が必要以上に厳しく社内の雰囲気が悪くなっている、といった状況がある場合には注意したほうが良いでしょう。
警備会社の中で、取引先や現場により労働環境が悪い場合にも、ブラックといわれる会社である可能性が考えられます。警備員は、その仕事の特性上長時間現場に拘束されますが、例えば休憩時間がしっかりと確保されていない、トイレの対策が行われていないなどの場合は、安心して働くことは難しいといえるでしょう。警備業は安全を守る仕事でもありますので、従業員が安心して働ける環境が用意されていない、となると注意したほうが良いでしょう。
現場での待遇については、まずは会社に改善を申し入れてみましょう。それでも改善されない、まともに取り合ってくれないなどの場合には特に注意が必要であるといえます。
では、逆にホワイトといわれる警備業者にはどのような特徴があるのでしょうか。ここでは、注目しておきたいポイントについてご紹介していきますので、参考にしてみてください。
まずは、福利厚生の内容について確認してみることがおすすめです。従業員が働きやすいと感じるホワイトな警備会社は、福利厚生が手厚い点が特徴として挙げられます。
転職を考えている際などに会社の募集要項を見ていると、どうしても賃金に注目してしまう方も多いかもしれませんが、福利厚生の内容についてもしっかりと確認しておきましょう。通勤手当や家賃手当など手当の内容や、有給休暇についても取得しやすいのか・実際にどれくらいの取得率なのかといった部分は確認しておきたいところです。また冠婚葬祭など、必要なタイミングで休暇が取れる制度が用意されているかもチェックしておきたいポイントといえるでしょう。
近年では、さまざまな会社がホームページやSNSを活用して自社の情報発信を行っています。このように、積極的に情報発信を行っている会社は、ホワイトな会社の傾向があると考えられます。気になる会社がもしSNSなどで情報発信をしているようであれば、情報の更新頻度に加えてどのような内容が投稿されているのかもチェックしてみましょう。
社員がイキイキと働いているか、社内の様子はどのような雰囲気かなど、ある程度の様子は投稿内容から感じ取れるはずですので、参考にしてみることがおすすめです。
ここまで、「ブラックな会社」と「ホワイトな会社」の特徴についてご紹介してきました。せっかく入社するのであれば、働きやすく長く働ける会社を選びたいと思う方がほとんどでしょう。入社してから後悔しないためにも、会社選びを行う際には、こちらのページでご紹介した内容を念頭に入れて検討することがおすすめです。さまざまな面から検討し、後悔しない会社選びをしていきましょう。
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自分に合った働き方ができる警備の仕事を探している方はぜひ、参考にしてください。