警備の24時間勤務と聞くと、24時間も警備するなんて大変そうに思われますが、本当のところはどうなのでしょうか。
そこで、24時間勤務の警備業務についてまとめました。具体的な仕事内容や特徴、勤務体系やメリット、デメリットなどを通して、24時間勤務の警備業務がわかります。
ぜひ参考にしてください。
主に人の出入りを管理する入退出管理、夜間と朝方の巡回、防犯カメラの監視業務があり、主に施設警備この業務を行います。
24時間警備は、24時間勤務をしますが、ずっと警備業務にあたっているというわけではありません。仮眠時間が8時間程度されていて、休む時間もしっかり確保されています。
防災センターに待機してトラブルがあれば出動することもあります。その他に、不審者対応や酔っ払い対応、拾得物対応や火災警報器や地震の館内対応など多岐にわたります。
24時間警備にはいくつかの特徴があります。具体的に以下になります。
夜間警備では巡回などの見回りが多くなるため、救急対応やトラブルさえ起きなければ、体力を使う仕事も少ないといえるでしょう。
さらには、仮眠時間も稼働時間としてくれる会社もあります。そのため、生活リズムさえ慣れてしまえばメリットも多いといえるでしょう。
24時間勤務は24時間の内、8時間ほどの仮眠時間を設定されていることが多く、仮眠時間も給料が発生するケースもあります。
これは仮眠していても、警報や災害などの緊急時は、起床して業務にあたらなければならないことに起因します。すぐに対処できるよう、勤務地にとどまって仮眠をするというわけです。
また、仮眠時間以外にも昼休憩や夜休憩の時間はしっかりと設けられています。ただ、いつ警報や緊急事態が起こるかわからないため、自由に外出することは基本的にはできません。
24時間勤務のメリットは、給与が比較的に高く設定されていることです。24時間ずっとはたらき続けるわけではないにしろ、基本的にはずっと現場に詰めている状態です。
そのため、丸一日を施設内で過ごすことになり敬遠する人も多い仕事になってしまいます。
昼間に比べて高い給与を設定しておく必要があるのです。くわえて22時から翌5時までは深夜手当がつくため、稼ぎやすさもあるでしょう。
さらに、警備業界は人手不足になりやすいため、常に人員を募集しています。未経験でも就職しやすく、幅広い年齢層にチャンスがあるのもメリットといえるでしょう。
デメリットは夜型の生活リズムになりやすいということです。仮眠時間はあってもぐっすりとは眠れません。
24時間勤務が朝に終わり、昼間は寝て過ごすといった人も多い傾向です。
また、場合によっては危険な目に遭うリスクがあることは覚えておきましょう。巡回中に不審者に遭遇したり、車両と接触したりといったこともある程度は想定しておきたいものです。
24時間勤務の警備業務は拘束時間自体が長く、勤務時間中はフラストレーションがたまってしまうことはあるでしょう。
しかしながら、勤務後は休みがしっかりと取れ、日勤勤務と比較して給与が高くなる現場が多くあります。
生活リズムを考えて、選択肢に入れてみましょう。
警備の仕事別に「会社の安定性」「年間休日」「待遇」など、働きやすさに注目したおすすめの警備会社を紹介します。
【選定条件】
サンエス警備保障:警備保障タイムズが公開している「2022年売上ランキング」の売上100億円以上の企業23社を調査(2023年2月時点)して、
・交通誘導警備・雑踏警備……交通誘導警備を扱う7社・雑踏警備を扱う3社の中で、週一からシフト組める会社で、かつ売り上げが一番高い会社としてサンエス警備保障を選出。
・施設警備……施設警備を扱う19社の中で、HPで掲載されている待遇の要素、4項目「有給」「日払い対応」「研修費」の詳細がHP上で明記されているとしてサンエス警備保障を選出しました。
アルソック:警備保障タイムズが公開している「2022年売上ランキング」の売上100億円以上の企業23社を調査(2023年2月時点)して、
・機械警備……機械警備を扱う8社の中で、年間休日が120日あり、かつ一番売り上げが高い会社としてアルソックを選出しました。
アサヒセキュリティ:警備保障タイムズが公開している「2022年売上ランキング」の売上100億円以上の企業23社を調査(2023年2月時点)して、
・貴重品運搬警備……23社で唯一貴重品運搬警備のみを扱い、年間休日が111日以上あり、かつ一番売り上げが高い会社としてアサヒセキュリティを選出しました。
参照元:警備保障タイムズ:本紙独自調査 2022年警備業売上高ランキングhttps://kh-t.jp/articles/ranking2022.html