一般的に、多くの会社では研修制度などキャリアアップを目指せる環境が用意されています。実際に自分が入社する会社を選ぶ場合には、自分でイメージしているキャリアパスに合うかどうか情報の収集を行うことがおすすめです。
こちらの記事では、情報を収集する中ではどのような部分がポイントになるのかをご紹介していきますので、警備会社への入社を検討されている方は、今後のキャリアアップを目指すためにもぜひ本記事の内容を参考にしてみてください。
会社に入社してキャリアを積み重ねていく上では、「入社時」「中堅へのステップアップ」「ベテランへのステップアップ」といった流れで進んでいくことが一般的です。そのため、警備会社を選ぶ際にはそれぞれの段階ごとにキャリアパスが見えるかを確認することがおすすめです。
ここでは、それぞれの段階において確認しておきたいポイントをまとめています。
警備員として働く場合には、新任研修(新人教育)が用意されています。この研修は、警備業法にて義務付けられているものとなっていますので、必ず受講しなければなりません。警備員の仕事は時には人命に関わることもありますので、新任研修によって業務に必要な知識や技能などを学んでいきます。新任研修の内容は、基本教育、業務別教育に分かれており、合計20時間以上の実施が義務付けられています。
そのほか、それぞれの企業でトレーニングプログラムや研修など、警備員のスキルアップを支援する環境が用意されている場合もあります。入社後にキャリアアップしたいと考えているのであれば、このような環境が整えられているのかを確認することがポイントとなってきます。
警備会社へ入社後、ある程度の期間働いたら中堅としてのステップアップを目指すことになります。ここでは、現場経験の積み重ねがしっかりと行えるかどうかといった点や、警備員としてステップアップできる資格を取得するために、会社が支援制度を用意しているかどうかなどについて確認しておきましょう。
警備員としてステップアップを目指す際にチェックしておきたい資格には、さまざまなものがあります。例えば業務内容によって検定が分かれている「警備業検定」や、警備員の指導や教育を行うための資格である「警備員指導教育責任者」などの資格があります。
もしステップアップを目指すのであれば、このような資格取得を考えるのがおすすめといえますので、会社に資格取得を支援する制度が用意されているのかを確認しておきましょう。
警備会社で長く働く場合には、リーダーや管理職への昇進を目指したいと考える方も多いでしょう。そこで確認しておきたいのが、昇進について基準が設けられているかどうかです。この部分が明確にされている場合には働く上での目標が立てやすく、モチベーションを保つことにもつながっていきます。
また、警備業界で長く働く上では特定の専門分野へのチャレンジをしたいと考える方もいるかもしれません。例えばVIPの警護を担当したり、危機管理コンサルタントとして活躍するなど、警備員として現場で働いてきた経験を活かして他の道にチャレンジできる道が用意されているのかも確認しておきたいところです。
上記では、入社後のそれぞれの段階におけるキャリアアップを考える際に確認しておきたい部分についてご紹介していますが、その他にもキャリアアップを念頭におきながら働くにあたっては確認したい部分があります。
例えば、継続的な学習を支援する環境が用意されているか、などが挙げられます。この点については、社員のスキルアップをサポートするための研修やセミナーを提供しているかなどを確認しておくと良いでしょう。
また、異なる会社や異なる業務領域にも挑戦できるスキルが身につけられる会社といったように、キャリアの多様性を重視しているか会社なのかという点もチェックしておくのがおすすめです。
これから働く会社を選ぶ場合には、福利厚生や給与も重要なポイントです。それと同時に、自身のキャリアアップが目指せる環境かどうかも注目しておきたい部分といえます。転職先を探す際に、ぜひ選定条件に加えてみてはいかがでしょうか。
このサイトでは、経営が安定し、休みもしっかり取れて、待遇も充実している、警備会社を仕事別で紹介しています。
自分に合った働き方ができる警備の仕事を探している方はぜひ、参考にしてください。
警備の仕事別に「会社の安定性」「年間休日」「待遇」など、働きやすさに注目したおすすめの警備会社を紹介します。
【選定条件】
サンエス警備保障:警備保障タイムズが公開している「2022年売上ランキング」の売上100億円以上の企業23社を調査(2023年2月時点)して、
・交通誘導警備・雑踏警備……交通誘導警備を扱う7社・雑踏警備を扱う3社の中で、週一からシフト組める会社で、かつ売り上げが一番高い会社としてサンエス警備保障を選出。
・施設警備……施設警備を扱う19社の中で、HPで掲載されている待遇の要素、4項目「有給」「日払い対応」「研修費」の詳細がHP上で明記されているとしてサンエス警備保障を選出しました。
アルソック:警備保障タイムズが公開している「2022年売上ランキング」の売上100億円以上の企業23社を調査(2023年2月時点)して、
・機械警備……機械警備を扱う8社の中で、年間休日が120日あり、かつ一番売り上げが高い会社としてアルソックを選出しました。
アサヒセキュリティ:警備保障タイムズが公開している「2022年売上ランキング」の売上100億円以上の企業23社を調査(2023年2月時点)して、
・貴重品運搬警備……23社で唯一貴重品運搬警備のみを扱い、年間休日が111日以上あり、かつ一番売り上げが高い会社としてアサヒセキュリティを選出しました。
参照元:警備保障タイムズ:本紙独自調査 2022年警備業売上高ランキングhttps://kh-t.jp/articles/ranking2022.html