街中で見かける警備員の方々が肩から提げている「あの紐」が何なのか、気になったことはありませんか?
ただの飾りだと思われがちなこの紐には、実は警備業務を円滑に進めるための重要な秘密が隠されています。
警備員が身に着けている「紐」は、主に「モール」または「警笛紐(けいてきひも)」と呼ばれています。
これは単なる装飾品ではなく、警備業務において複数の重要な役割を果たす装備品です。
警備員のモールは、レーヨン製の紐(警笛紐)や金属製の鎖(警笛吊り鎖)があり、シングル編みやダブル編みなどの種類があります。
警備会社は公安委員会への届け出により、これら多様なモールを自由に採用できます。
また、色によって階級や役職の識別を行っている警備会社も少なくありません。
公安委員会に届け出を行っていれば色や種類を自由に決めることができるため、すべての警備会社が同じ色を使用しているわけではなく、会社のイメージカラーやブランド戦略として特定の色を採用している場合もあります。
飾りのように見えるモールには様々な役割があります。
最も主要な役割が警笛の保持です。交通の誘導や緊急時、不審人物への警告などで警笛を使用するため、この紐に警笛をつなぎ、すぐに取り出せるようにしています。
事故や災害で負傷者が出た際に、緊急時には止血帯として使用できる強度を備えています。
不審人物を現行犯で取り押さえる際に、一時的な拘束具として使用されることがあります。
警備員が身に着けている「紐」は、主に「モール」や「警笛紐」と呼ばれています。
このモールには、警笛をすぐ使用できるためだけでなく、拘束具や止血にも使用することができます。
また、警備員のモールの色や種類は、その警備会社内での内部的なルールや目的に基づいて使い分けられています。
もし特定の警備員のモールの色が気になる場合は、その警備会社のウェブサイトで確認するか、可能であれば直接尋ねてみるのが効率のいい方法です。
警備の仕事別に「会社の安定性」「年間休日」「待遇」など、働きやすさに注目したおすすめの警備会社を紹介します。
【選定条件】
サンエス警備保障:警備保障タイムズが公開している「2022年売上ランキング」の売上100億円以上の企業23社を調査(2023年2月時点)して、
・交通誘導警備・雑踏警備……交通誘導警備を扱う7社・雑踏警備を扱う3社の中で、週一からシフト組める会社で、かつ売り上げが一番高い会社としてサンエス警備保障を選出。
・施設警備……施設警備を扱う19社の中で、HPで掲載されている待遇の要素、4項目「有給」「日払い対応」「研修費」の詳細がHP上で明記されているとしてサンエス警備保障を選出しました。
アルソック:警備保障タイムズが公開している「2022年売上ランキング」の売上100億円以上の企業23社を調査(2023年2月時点)して、
・機械警備……機械警備を扱う8社の中で、年間休日が120日あり、かつ一番売り上げが高い会社としてアルソックを選出しました。
アサヒセキュリティ:警備保障タイムズが公開している「2022年売上ランキング」の売上100億円以上の企業23社を調査(2023年2月時点)して、
・貴重品運搬警備……23社で唯一貴重品運搬警備のみを扱い、年間休日が111日以上あり、かつ一番売り上げが高い会社としてアサヒセキュリティを選出しました。
参照元:警備保障タイムズ:本紙独自調査 2022年警備業売上高ランキングhttps://kh-t.jp/articles/ranking2022.html