警備会社への就職を検討している方にとって気になるのは、果たしてその会社がホワイトなのか、はたまたブラックなのかという点ではないでしょうか。警備は体力や気力が求められる業界ではあるものの、だからといってブラック待遇がまかり通ってよいという道理はありません。またブラックな待遇では長く続けることもできず、転職を余儀なくされる可能性大となってしまいます。ぜひ、以下の内容をお読みになり、ホワイトな警備会社探しに役立ててください。
警備業界に限らず様々な業種において言えることですが、ブラック企業というものは給料が安く、拘束時間が長くきつい仕事を強要され、福利厚生の内容も良くないというのが共通事項です。逆に言えば、ホワイト企業を探すには、それらの事柄がしっかりしているというのが大きな判断基準になります。主に、以下のポイントをチェックしてみてください。
そもそも人間というものは収入を得て生活するために働くものです。それゆえ昇給制度がキチンと存在していること、その基準が明確な警備会社であれば、ホワイトである可能性は高くなります。例えば継続年数に応じて定期的に昇給する精度がある、功績や業務に対する貢献度に応じて給与アップされるといった仕組みが整っているのであれば、期待してよいでしょう。加えて、後述します通り資格取得の支援制度が整っていて、警備に関するする資格を取得できたら昇給するというシステムがあると、なお良いと言えるでしょう。
「働き方改革」が社会的な風潮となっている現在、ワークライフバランスが実現しやすい労働環境かどうかも、ホワイト企業を選ぶ際には重要なポイントとなります。極端な例として、いかに給与が高くても、拘束時間が長く休日もないというのでは、長く続けることは難しいと言わざるを得ません。
週に2日間は確実に休みを取れるのか、勤務のシフトは希望を反映してもらえるのか、有給休暇は取得しやすいのかといった事柄をキチンと確認しておきましょう。長く続けるには、自身の予定やライフスタイルに合わせて働けることも重要な要素です。
新卒社員として警備会社に入社する、あるいは異業種から警備会社に転職する方向けに、キチンと教育や研修制度が確立されているかどうかも、重要な判断基準になります。それこそブラック企業の場合、未経験の新入社員になんの研修や教育も行わず、いきなり現場に立たせるということも珍しくありません。
また給与にも関係してきますが、施設警備業務1・2級や雑踏警備業務検定1・2級などの資格支援制度を設けており、資格取得した際には給与アップされるという職場もお勧めできます。
福利厚生システムがキチンとしているか、内容が手厚いかどうかも、警備会社がホワイトかブラックかを判断する重要なポイントになります。まず健康保険や厚生年金、雇用保険など、国の法律で定められた法定福利厚生を実施していることは大前提。
その上で、通勤費や時間外労働手当、寮の完備や住宅支援などの法定外福利厚生がどの程度充実しているかも、重要な判断基準になります。それこそブラック企業の場合、法定外福利厚生はおろか、法定福利厚生もキチンと実施していないということもあり得ます。十分に注意してください。
以上の通り、警備会社がホワイトかブラックかというのは、ある程度、事前に調べることができます。警備会社への就職を検討する際は、ネット検索などで、その会社の素性をしっかりチェックしましょう。もちろんネット上の情報だけでは分からないこともありますので、面接の際に確認することも重要です。しかし、あまりにもあからさまだと印象が悪くなりますので、さり気なく、でもしっかりと聞くというやり方がお勧めです。
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自分に合った働き方ができる警備の仕事を探している方はぜひ、参考にしてください。