警備の仕事にはいろいろな現場があります。ビルやショッピングモールのようなところに常駐することもあれば、通報を受けて急行するタイプのもの、現金輸送車に乗り込むものまで。皆さんがイメージする警備はどんなものでしょうか。こちらのまとめを読めばだいたいの様子がつかめると思います。
時間的な余裕を持ちたいのならビル警備!
ビル内を巡回したり、防災センターで監視カメラを見たりするのがビルの常駐警備です。防災センターで座ってるだけというわけではなく、監視カメラを厳しくチェックしたり定期的に巡回する時など気を遣います。
基本的に時間的に余裕のある仕事です
ショッピングモールとかデパート、家電量販店を巡回する仕事です。ビル警備よりは歩く時間が長めです。もちろん巡回中は気を遣います。
センサーが異常を検知したら出動!
基本的にセンサーが警備しています。センサーが異常を検知したら出番です!オフィスとか各種施設、個人宅が主な現場となります。出動が多ければ忙しくなります。
工事現場の安全を守る!
工事現場で人や車の誘導をしているのが交通誘導警備です。仕事自体はさほど難しくはありませんし、時々通行人に感謝もしてもらえます。事故を防いでる実感もあります。ただし屋外は季節によっては辛いということはお忘れないように。
イベントを楽しんでもらうためにがんばります!
いわゆるイベント警備です。混雑を整理したり、迷ってる人を誘導したりします。ビルや商業施設の警備に比べると人と接する機会は多めです。来場者の安全を守るやりがいがあります。
特殊車両で貴重品を運ぶ緊張する仕事
現金とか貴金属、重要書類、個人情報などを特殊車両で運ぶタイプの警備です。銀行等でATMの中の現金を出している警備員を見ることがあると思いますが、それです。緊張感のある仕事です。
要人から子供まで、あらゆる危険からクライアントを守る
いわゆるボディガードです。SPではありませんので発砲はできません。要人警護はもちろん、ストーカーから身を守るとか、子供の通園通学の警護などというものもあります。
警備員なしでイベントの成功はない!やりがいを感じられる
雑踏警備の一環で、警察官を補佐する役目です。競技会場や交通機関で観客を誘導したり、会場や道路などを警備します。他に、選手や役員が休憩する場所の見回りなどもします。華やかなイベントを陰で支える仕事です。
守るのは空港を利用する人たちの笑顔
空港には、日本だけでなく海外からの利用者もたくさんいます。空港警備員は、そんな方々を安全に守る仕事です。仕事では、警備のほかに検査や接客もします。
1号警備とは、ビルなどの施設をはじめ商業施設や工場、学校などの施設を警備する業務です。
屋内の人が多い場所での業務が中心になり、国内警備業会社の半数がが1号警備を扱っています。
具体的には、施設警備業務、巡回警備業務、保安警備業務、機械警備業務などが機械警備にあたります。
2号警備とは、人が多く集まる場所における安全確保を実施する業務で、主に道路や建物などの工事現場に付随する警備を行う交通誘導警備と、イベントにおける誘導警備を行う雑踏警備に分かれます。
不特定多数の人流を管理してコントロールする役割を担います。
人が多く、混雑する状況を整理するとともに、事故やケガを防ぐ警備業務です。
3号警備とは、現金や貴重品などの運搬をおこなう「貴重品運搬警備業務」と、核関連物質など危険物運搬の「核燃料物質等危険物運搬警備業務」の2つに分けられます。
銀行などの高額現金輸送や美術品、または燃料物質などの危険物などが対象となります。
輸送警備業務は、盗難や事故を防止する役割を担う重要な業務です。そのため、ほとんどの警備会社では正社員の仕事となっています。
4号警備とは人に対しての危害を防止する目的で警備を行う、身辺警護業務のことでいわゆるボディガードです。
著名人や有名アスリートなどを安全確保を担当するほか、最近では一般人の警護をおこなうこともあります。
警備対象を守るという業務の性質上、危険が伴いますが、やりがいや充実感はどうでしょうか。ここでは詳しく紹介していきます。
警備員の業務は1号警備・2号警備・3号警備・4号警備と分かれており、それぞれ警備の難易度にも違いが見られます。警備会社も号によって得意分野があり、1号や2号の業務を多く請け負っているところもあれば、3号や4号を専門的に扱っているところもあります。選ぶ際の比較になるよう、1号警備から4号警備までの業務内容をまとめました。