警備員の仕事に興味はあるけれど、「自分に向いている仕事か分からない…」そう思って迷っている未経験の方はいませんか。
警備員に向いている人の特徴を解説していくので、自分に向いているかどうかを目安にしてみてください。
人や社会の安全や財産を守り、安心してもらうことが警備員の仕事です。そのため、警備員は責任感や使命感のある人に向いています。
例えば交通誘導警備の場合、その業務は現場の周りの仕事仲間や通行する人々の命にも関わります。施設警備であれば、巡回や監視で不審者の侵入を防いだり防災に努めたりする必要があるでしょう。責任感と使命感を持って業務を行うことが求められるため、責任感や使命感は重要な要素となります。
警備業務にあたっていると、緊急事態や予期しないトラブルに直面することがあります。特に犯罪や事故の場面では、冷静かつ迅速な判断が求められるでしょう。そのような状況でも冷静に状況を判断し、適切な対応ができる人は警備員に向いていると言えます。
事故やトラブルなどの状況下においても焦って行動せず、落ち着いて冷静な対応を行うには事前の訓練も大切です。万が一に備え、訓練を積んでおけば冷静さを身につけられます。
施設警備業務や交通誘導警備、雑踏警備など、警備業務の多くが立ち仕事です。長い時間立ち続けられるだけの体力は不可欠と言えます。
ただ、空手や護身術といった武道のスキルが求められるわけではないため、これら競技のない人やある程度年齢を重ねた人であっても就業が可能です。
また、近年は、監視カメラや防犯システムの進化により座りながらモニタなどを監視する業務も増えています。就業時間にしっかりと休憩も取れるため、身体的な負担を感じる場面は少ないでしょう。
警備員の業務中は、施設を訪れた来客に質問される、通行人に道を聞かれるなどの場面が多くあります。そのような質問にやさしい態度で接したり丁寧に教えたりできるスキルは大切です。
雑踏警備においては、来場者に呼びかけて適切に誘導する必要がありますし、スタッフや警察などと連携する場面もあります。コミュニケーション能力が高いほど望ましいでしょう。
とは言え、接客や営業などの仕事と比べると、人と話をする機会は少ない仕事ですし、積極的なコミュニケーションは必要ありません。
緊急時や予期せぬ事態に関係者へ連絡し、適切な対応を取れるくらいの能力があれば、コミュニケーションが苦手な方も就業可能です。
警備員の仕事は、責任感や使命感、一定の体力があり、コミュニケーション能力がある人に向いていると分かりました。特徴にひとつでも当てはまる方は、警備員として活躍できる可能性が十分にあります。
はじめは分からないことも多くて慣れるまで大変ですが、警備員としての適性があると、警備業務を通してやりがいや楽しさを感じられるでしょう。
もし自分が警備員に向いていると感じたら、自分に合った働き方ができる警備会社を選んでみてください。
警備の仕事別に「会社の安定性」「年間休日」「待遇」など、働きやすさに注目したおすすめの警備会社を紹介します。
【選定条件】
サンエス警備保障:警備保障タイムズが公開している「2022年売上ランキング」の売上100億円以上の企業23社を調査(2023年2月時点)して、
・交通誘導警備・雑踏警備……交通誘導警備を扱う7社・雑踏警備を扱う3社の中で、週一からシフト組める会社で、かつ売り上げが一番高い会社としてサンエス警備保障を選出。
・施設警備……施設警備を扱う19社の中で、HPで掲載されている待遇の要素、4項目「有給」「日払い対応」「研修費」の詳細がHP上で明記されているとしてサンエス警備保障を選出しました。
アルソック:警備保障タイムズが公開している「2022年売上ランキング」の売上100億円以上の企業23社を調査(2023年2月時点)して、
・機械警備……機械警備を扱う8社の中で、年間休日が120日あり、かつ一番売り上げが高い会社としてアルソックを選出しました。
アサヒセキュリティ:警備保障タイムズが公開している「2022年売上ランキング」の売上100億円以上の企業23社を調査(2023年2月時点)して、
・貴重品運搬警備……23社で唯一貴重品運搬警備のみを扱い、年間休日が111日以上あり、かつ一番売り上げが高い会社としてアサヒセキュリティを選出しました。
参照元:警備保障タイムズ:本紙独自調査 2022年警備業売上高ランキングhttps://kh-t.jp/articles/ranking2022.html