東京で警備員しているのでしたらマスト!防災の知識がしっかり身につく講習
大きな施設・建物には自衛消防隊が設置されています。自衛消防技術は、その中で「自衛消防活動中核要員」になるために受けておく必要がある講習・資格です。火災・地震などが起きた時に避難を誘導したりケガ人を救護したりする技術を学ぶことができます。今の時世に警備員にはマストと言ってもいい知識です。
東京でしか受けられない講習ですが、わざわざ地方から受けにくる人もいます。同じく東京限定の「防災センター要員講習」と併せて受けておけば、非常時対応のできる警備員として評価が高まることになるでしょう。
試験内容を東京消防庁のサイトで調べました。
消防設備や避難の知識が問われる筆記試験があります。こちらに合格すると、実際の避難や救護を想定した実技試験に進めます。講習がありますので、勉強した通りにすれば大丈夫でしょう。
5,400円(非課税)
警備員の資格の三種の神器の割には金額的に手が届きやすいと言えるでしょう。公的な資格ですので信用もつきます。
参照元:東京消防庁:自衛消防技術試験:https://www.tfd.metro.tokyo.lg.jp/sk/kousyu1.html
特に資格要件はありませんので、どんな人でも受講できます。ちなみに実技試験に落ちたとしても、筆記試験だけ合格していれば半年以内に受講した時に筆記試験が免除されます。
合格に必要な点数は公開されていませんが、全体では60~80%くらいの合格率のようです(※)。回によって問題が難しいこともあるようですので、もし落ちたとしても諦めずにトライしましょう。
参照元:令和2年2月~3月現在。令和元年度自衛消防技術試験 最近の合格率の状況(PDF)よりhttps://www.tfd.metro.tokyo.lg.jp/hp-sikenkou/goukaku.pdf
自衛消防隊を持つような施設での警備をするのでしたら、直接役に立つ資格です。また、天災が起きたときの適切な対応が学べますので、どんなシチュエーションでも役立てることができるでしょう。
自衛消防技術認定は、東京限定の資格です。似ているものに自衛消防業務講習があり、こちらは全国でも通用します。防災センター等大型施設内の警備で働くのでしたら、両方持っておくといいでしょう。
さらに、上級救命講習も持っておくと三種の神器コンプリートです!
火災・地震に対応できる警備員になるなら欠かせない資格
東京の防災センターで働くのでしたら、マストに近い資格です。都民でしたら取得したほうがいいでしょう。地方の方でしたら、自衛消防業務講習です。できれば両方持っておくといいでしょう。
万が一のときに、冷静な対応ができるように、取得しておくことをおすすめします。
警備の仕事別に「会社の安定性」「年間休日」「待遇」など、働きやすさに注目したおすすめの警備会社を紹介します。
【選定条件】
サンエス警備保障:警備保障タイムズが公開している「2022年売上ランキング」の売上100億円以上の企業23社を調査(2023年2月時点)して、
・交通誘導警備・雑踏警備……交通誘導警備を扱う7社・雑踏警備を扱う3社の中で、週一からシフト組める会社で、かつ売り上げが一番高い会社としてサンエス警備保障を選出。
・施設警備……施設警備を扱う19社の中で、HPで掲載されている待遇の要素、4項目「有給」「日払い対応」「研修費」の詳細がHP上で明記されているとしてサンエス警備保障を選出しました。
アルソック:警備保障タイムズが公開している「2022年売上ランキング」の売上100億円以上の企業23社を調査(2023年2月時点)して、
・機械警備……機械警備を扱う8社の中で、年間休日が120日あり、かつ一番売り上げが高い会社としてアルソックを選出しました。
アサヒセキュリティ:警備保障タイムズが公開している「2022年売上ランキング」の売上100億円以上の企業23社を調査(2023年2月時点)して、
・貴重品運搬警備……23社で唯一貴重品運搬警備のみを扱い、年間休日が111日以上あり、かつ一番売り上げが高い会社としてアサヒセキュリティを選出しました。
参照元:警備保障タイムズ:本紙独自調査 2022年警備業売上高ランキングhttps://kh-t.jp/articles/ranking2022.html