警備員として働く際、入社後のミスマッチは誰にとっても起こり得る問題です。実際の労働条件や職場環境、人間関係には個人差があるため、応募前・入社後の確認やコミュニケーションが大切です。本記事では入社後のギャップを減らすポイントを解説します。
警備員には法定研修(新任研修・現任教育)があり、基本知識・実技を学ぶ時間や内容が明記されているか確認しましょう。研修中の給与や日程、実務に直結した内容か不透明な求人は注意が必要です。ブラック企業では研修が形式的で短時間すぎたり、無給・強制参加扱いになるケースが報告されています。
勤務時間やシフト、休憩・仮眠時間の取り扱いが明確かを確認しましょう。警備は交代制・夜間勤務が多く、過度な長時間労働や、休憩・仮眠時間を含めた24時間近い拘束の記載がないか要注意です。労働基準法に基づかない書き方や残業の割増が曖昧な求人はブラック企業の可能性があります。
社会保険(健康保険・厚生年金)、雇用保険、有給休暇の制度が整っているか、また交通費や制服支給の有無をチェックしましょう。福利厚生が一切触れられていなかったり、最低限の法定制度しか示されない求人は、従業員への配慮が乏しいケースとして注意が必要です。
給与が「時給」「日給」「月給」のどれか、深夜手当・残業手当の有無、支払日や計算方法が明示されているか確認します。研修中の給与支給の有無も重要です。総額のみの曖昧な記載や手当別途支給とありながら詳細がない求人は、後から不利益になるリスクがあります。
会社や求人の評判をインターネットの口コミ・元従業員の声で調べましょう。労働環境や管理体制、待遇についてのリアルな意見は応募判断に役立ちます。評判が極端に悪い、クレームが多い、退職者が多いといった情報が目立つ企業は、ブラック傾向がある可能性があります。
求人の掲載期間が異常に長い・更新されていない場合、採用意欲の低さや離職率の高さが背景にあるかもしれません。また「急募」「すぐに働ける人」という文言ばかりが強調され、中身の条件が曖昧な求人は、職務内容や待遇の説明を省略して応募を急がせる手法として注意が必要です。
入社前に提示された労働条件は、雇用契約書や労働条件通知書で正確に再確認しましょう。給与、残業時間、休日、深夜勤務などの実態が求人情報と一致しているかをチェックし、不明点は入社前の面談で確認しておくと、実際の勤務とのギャップを減らせます。後から「聞いていた内容と違う」と感じるリスクを下げることが大切です。
入社後は積極的に上司や先輩とコミュニケーションを取ることが重要です。業務内容や評価基準、期待される役割を確認することで、職場の方針や進め方を早く理解できます。不安や疑問をため込まず、こまめに報告・相談する姿勢を持つことで、職場との齟齬や誤解を防ぎ、ミスマッチ感を軽減できます。
最初の数週間〜数カ月は職場環境への適応期間と考え、積極的に業務を覚え、人間関係を築く努力が必要です。新しい環境にすぐ慣れないのは自然なことで、柔軟に仕事のやり方や職場文化を受け入れる姿勢が大切です。また、意欲的に業務に取り組むことで自分の居場所や役割が明確になり、ミスマッチ感が減ります。
労働条件の再確認や上司とのコミュニケーション、早期適応などを意識することで、入社後のミスマッチをかなり減らせます。求人情報と実際の条件、職場の雰囲気や期待される役割は事前にしっかり確認しましょう。また、入社後は上司・先輩と対話を重ね、業務や職場文化を正しく理解し、自分から積極的に適応する姿勢が重要です。
警備の仕事別に「会社の安定性」「年間休日」「待遇」など、働きやすさに注目したおすすめの警備会社を紹介します。
【選定条件】
サンエス警備保障:警備保障タイムズが公開している「2022年売上ランキング」の売上100億円以上の企業23社を調査(2023年2月時点)して、
・交通誘導警備・雑踏警備……交通誘導警備を扱う7社・雑踏警備を扱う3社の中で、週一からシフト組める会社で、かつ売り上げが一番高い会社としてサンエス警備保障を選出。
・施設警備……施設警備を扱う19社の中で、HPで掲載されている待遇の要素、4項目「有給」「日払い対応」「研修費」の詳細がHP上で明記されているとしてサンエス警備保障を選出しました。
アルソック:警備保障タイムズが公開している「2022年売上ランキング」の売上100億円以上の企業23社を調査(2023年2月時点)して、
・機械警備……機械警備を扱う8社の中で、年間休日が120日あり、かつ一番売り上げが高い会社としてアルソックを選出しました。
アサヒセキュリティ:警備保障タイムズが公開している「2022年売上ランキング」の売上100億円以上の企業23社を調査(2023年2月時点)して、
・貴重品運搬警備……23社で唯一貴重品運搬警備のみを扱い、年間休日が111日以上あり、かつ一番売り上げが高い会社としてアサヒセキュリティを選出しました。
参照元:警備保障タイムズ:本紙独自調査 2022年警備業売上高ランキングhttps://kh-t.jp/articles/ranking2022.html