「施設警備の仕事は覚えることが多そう」「1日中何をしているのか想像がつかない」——施設警備の求人に興味はあっても、実際の勤務イメージが湧かず一歩を踏み出せない方も多いのではないでしょうか。
この記事では、オフィスビルや商業施設などで働く施設警備員の、未経験者が最初に経験する1日の勤務の流れをご紹介します。
施設警備は24時間体制の現場が多いため、日勤・夜勤の交代制勤務が基本です。出勤したら、まず前の勤務者から引き継ぎを受けます。夜間に何か異常はなかったか、その日予定されているイベントや来客、工事業者の出入りなどの予定はあるかなど、引き継ぎの正確さがその日1日の業務の土台になります。引き継ぎノートや業務日誌を確認しながら、口頭でも重要事項をすり合わせるのが一般的です。
施設がオープンする前には、館内を巡回して設備に異常がないか、不審物が放置されていないかを確認します。消火器や非常口の状態、鍵の管理状況、エレベーターや空調設備の稼働状況なども点検項目です。オフィスビルであれば、出社してくる従業員を迎える準備もこの時間に行います。開館直後は特に人の出入りが集中するため、事前の準備が重要になります。
施設が稼働している時間帯は、受付での来訪者対応や、入館証の確認といった出入管理業務、エントランスでの立哨業務が中心になります。
商業施設であればお客様からの道案内や店舗の場所の問い合わせ対応、迷子・落とし物対応など、オフィスビルであれば来客の取次ぎや宅配便の受け渡しなど、施設の性質によって業務の中身は変わりますが、「その場に立って、異常があればすぐに気づき対応する」という基本姿勢は共通しています。
定期的な巡回もこの時間帯に組み込まれており、決められたルートを歩いて館内の設備や施錠状況、不審な人物や荷物がないかをチェックします。
施設警備は複数人でシフトを組んでいることが多く、休憩は交代で取ります。夜勤者への引き継ぎがある現場では、終業前にその日あった出来事や対応した来客数、注意すべき事項などをまとめておくことも大切な業務の一つです。
施設の閉館時間が近づくと、館内に取り残されている人がいないかの確認や、施錠・機械警備へのセット作業を行います。フロアごとに施錠確認を行い、最終退館者の記録を取る現場もあります。1日の業務内容は警備報告書にまとめ、次の勤務者や会社へ引き継いで業務終了です。
施設警備の仕事は、決められた業務を確実にこなす「ルーティンワーク」の側面と、不審者やトラブルへの対応といった「イレギュラー対応」の側面を併せ持っています。1日、また1日と経験を積むことで、以下のような力が身についていきます。
経験を積んだ先には「施設警備業務検定」や「防災センター要員講習」といった資格を取得し、防災センターのオペレーターやリーダー職を目指すキャリアパスもあります。
施設警備は、オフィスビル・商業施設・病院・マンションなど勤務先の選択肢が非常に幅広いのも特徴です。現場によって求められる業務や雰囲気が異なるため、まずはどのような現場があるのか、仕事内容を詳しく確認してみましょう。
警備の仕事別に「会社の安定性」「年間休日」「待遇」など、働きやすさに注目したおすすめの警備会社を紹介します。
【選定条件】
サンエス警備保障:警備保障タイムズが公開している「2022年売上ランキング」の売上100億円以上の企業23社を調査(2023年2月時点)して、
・交通誘導警備・雑踏警備……交通誘導警備を扱う7社・雑踏警備を扱う3社の中で、週一からシフト組める会社で、かつ売り上げが一番高い会社としてサンエス警備保障を選出。
・施設警備……施設警備を扱う19社の中で、HPで掲載されている待遇の要素、4項目「有給」「日払い対応」「研修費」の詳細がHP上で明記されているとしてサンエス警備保障を選出しました。
アルソック:警備保障タイムズが公開している「2022年売上ランキング」の売上100億円以上の企業23社を調査(2023年2月時点)して、
・機械警備……機械警備を扱う8社の中で、年間休日が120日あり、かつ一番売り上げが高い会社としてアルソックを選出しました。
アサヒセキュリティ:警備保障タイムズが公開している「2022年売上ランキング」の売上100億円以上の企業23社を調査(2023年2月時点)して、
・貴重品運搬警備……23社で唯一貴重品運搬警備のみを扱い、年間休日が111日以上あり、かつ一番売り上げが高い会社としてアサヒセキュリティを選出しました。
参照元:警備保障タイムズ:本紙独自調査 2022年警備業売上高ランキングhttps://kh-t.jp/articles/ranking2022.html