「花火大会やコンサートの警備に興味があるけど、単発のバイトから始められるの?」「未経験でもいきなり大きなイベントの警備なんてできる?」——雑踏警備は、花火大会や音楽フェスといった華やかな現場のイメージが強い一方で、実際にどう始めればいいのか分かりにくい仕事でもあります。
この記事では、未経験者が雑踏警備の仕事に応募してから、実際に現場に立つまでの流れを紹介します。
雑踏警備を含め、警備の仕事に就くには、警備業法で定められた法定研修(新任教育)を受ける必要があります。研修では、警備員の心構えや関連法令、緊急時の対応、雑踏事故(群集事故)の危険性など、現場に出る前に必要な基礎知識を学びます。
雑踏警備は単発・短期の求人も多いため、法定研修を修了すれば「まずは1日体験してみたい」という方でも挑戦しやすいのが特徴です。研修の実施方法や日数は警備会社によって異なるため、応募先での案内を確認しておくと安心です。
雑踏警備は現場ごとに人の流れやリスクが大きく異なるため、当日または前日に、その現場特有の配置図や警備計画の説明を受けます。「どこに何人配置されるか」「避難経路はどこか」「混雑が予想される時間帯はいつか」「近隣の交通規制はどうなっているか」といった情報を頭に入れてから現場入りします。花火大会であれば会場周辺の帰宅動線、音楽フェスであれば入退場ゲートの流れなど、イベントの性質によって注意点も変わります。
当日はイベント開始のかなり前から集合し、資機材の設置や配置の最終確認を行います。開場後は、決められた配置につき、来場者の流れを見ながら誘導や声かけを行うのがメインの仕事です。
混雑がピークになる時間帯には、群衆の圧力や滞留を早期に察知し、群集事故(群衆雪崩など)を未然に防ぐための警戒が特に重要になります。来場者からの問い合わせに対応したり、体調不良者が出た際に近隣のスタッフや救護班と連携したりすることも役割の一つです。イベント終了後は、来場者の退場誘導と現場の撤収を行い、業務終了となります。
単発の現場であっても、その日の業務内容は報告書にまとめます。雑踏警備は現場ごとに異なる経験ができるため、花火大会、音楽フェス、初詣、スポーツイベントなど、様々な現場を経験しながらスキルを積んでいく警備員も少なくありません。
雑踏警備で身につく「人の流れを読む力」「大勢の中でも冷静に判断する力」は、経験を重ねるほど活かせる場面が増えていきます。将来的には「雑踏警備業務検定」を取得し、現場のリーダーとしてイベント全体の安全計画に関わっていくキャリアも見えてきます。
花火大会や音楽フェス、初詣など、季節ごとに様々な現場がある雑踏警備。まずはどんな仕事なのか、基本的な内容から確認してみましょう。
警備の仕事別に「会社の安定性」「年間休日」「待遇」など、働きやすさに注目したおすすめの警備会社を紹介します。
【選定条件】
サンエス警備保障:警備保障タイムズが公開している「2022年売上ランキング」の売上100億円以上の企業23社を調査(2023年2月時点)して、
・交通誘導警備・雑踏警備……交通誘導警備を扱う7社・雑踏警備を扱う3社の中で、週一からシフト組める会社で、かつ売り上げが一番高い会社としてサンエス警備保障を選出。
・施設警備……施設警備を扱う19社の中で、HPで掲載されている待遇の要素、4項目「有給」「日払い対応」「研修費」の詳細がHP上で明記されているとしてサンエス警備保障を選出しました。
アルソック:警備保障タイムズが公開している「2022年売上ランキング」の売上100億円以上の企業23社を調査(2023年2月時点)して、
・機械警備……機械警備を扱う8社の中で、年間休日が120日あり、かつ一番売り上げが高い会社としてアルソックを選出しました。
アサヒセキュリティ:警備保障タイムズが公開している「2022年売上ランキング」の売上100億円以上の企業23社を調査(2023年2月時点)して、
・貴重品運搬警備……23社で唯一貴重品運搬警備のみを扱い、年間休日が111日以上あり、かつ一番売り上げが高い会社としてアサヒセキュリティを選出しました。
参照元:警備保障タイムズ:本紙独自調査 2022年警備業売上高ランキングhttps://kh-t.jp/articles/ranking2022.html